今日は、6校時終了直前、火災を想定しての避難訓練を行いました。
非常ベルも鳴り、緊迫した中での避難訓練です。今日の出火場所は、調理室を想定しています。
煙を吸わないようにしながら、調理室から遠い東階段を通っての避難です。
全校生が避難し、人員の確認が終わるまで2分46秒。
これは、前回の3分14秒を大きく下回る。素早い避難です。
話し声や笑い声などもなく、とても立派でした。
消防署の方からも、他校と比べても大変立派だとほめていただきました。
今日は、消火器の扱い方も、勉強しました。代表が実際に、水消火器を使ってみました。扱い方はピン(ピンをはずす)、ポン(ホースを抜いて持つ)、パン(取っ手を握って消火液をだす)、です。
消火器のあとは、玄関脇の消火栓を使って、先生方によるホースでの消火の演習です。水の勢いは大変つよく、先生方にとっても良い訓練になりました。
最後に、生徒会長からお礼の言葉です。
この後、校長からの講評を行いました。
まず、避難については、素早く、真剣に、避難できたことを高く評価しました。消防署の方にほめていただいたことも嬉しいことでした。
次に、今日は、奇しくも新潟県中越地震からちょうど10年目の日であること。人口の大きな地域での地震でなかったにもかかわらず、土砂崩れや家屋の倒壊で68名が命を落とし、1万3000戸あまりが倒壊するなど、大きな被害がでたことを話しました。
今日の訓練はあくまでも基本であり、基本通りのことは、災害ではおきないこと、基本的な行動を踏まえながら、その場その場での冷静な判断が必要であることを伝えました。
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